2010-05-04から1日間の記事一覧

経集 26

26.牧牛者陀尼耶曰く、犢牛あり、乳牛あり、孕める牛あり処女牛もあり、また牛主なる牡牛もあり、故に若し天よ、汝望まば雨を降らせよ。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 陀尼耶蛇経 十頁) 小牛も、乳を飲んでいる小牛もいる、と牛飼いダ…

原始仏教講座 第二講 その十

第二講 その十来たりて見よといわれたる。エイフィーパシーカーという。エイフィーは来て、パシーカーは見よ、来て見よ。百聞は一見に如かずということです。来て見る、目でみるというのが一番分かりやすい様に、いわく言い難し、先々は分からないというよう…

静思湧言

あまりにも恵まれていること、そこから何を産み出すかだ。 文化の根底に宗教が必要だし、文化の頂点に宗教が築かれねばならぬ。 五十才を過ぎたら何を伝えるかだ。 罪深さを知らされるほどに、罪が深まる。 一寸の虫にも五分の魂とは、それなりに人生目標を…

おりじなる童話 かきのみ 一つ

吉永光治のおりじなる童話 かきのみ 一つ あさ ともこが ごはんを たべていたら 「にわの かきのき きって しまうか」 おとうさんが しんぶんを よみながら いった。 「そうね…もう かきは ならないかも しれないわ」 おかあさんは おちゃわんを あらいなが…

経集 25

25.世尊宣はく、我は何人の傭人にても非ず、自ら得たる一切知智もて一切世間を遊行す、他に傭はるゝの要あることなし、故に若し天よ、汝望まば雨を降らせよ。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 陀尼耶経 九頁) 私は誰にも使われてはいない…

釈尊の聖句 194

194 諸佛の現るヽは快く、正法を説くは快し。僧衆の和合するは快く、和合せる人々の修行は快し。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 一四 佛陀品 四六頁) 楽しきかな 諸仏のあらわれたもうは楽しきかな、正しき法を聞くは楽しきかな、サンガの和合…