2010-05-03から1日間の記事一覧

原始仏教講座 第二講 その九

第二講 その九正見にして仮ならず、正見とは正しい見解であるということです。見は見るということで、正しい理性、正しい見解、納得がいくということです。それは自己流のものではない、公平なものである。仮ならずというのは、一時的なものではない、ある時…

おりじなる童話 つるになった おかあさん

吉永光治のおりじなる童話 つるになった おかあさん あるむらに おひさという おんなのこが いました おひさは いつも ひとりぼっちです。 それは おひさが ちいさいとき おかあさんも おとうさんも しんでしまったからです。 おひさに おかあさんが のこし…

経集 24

24.牧牛者陀尼耶曰く、己が稼げる賃金もて我は暮す、我が子女も共々に息災なり、彼等に何等の悪行あるを聞かず、故に若し天よ、汝望まば雨を降らせよ。 (南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 陀尼耶経 九頁) 私は自分で働いて暮らしをたてゝい…

釈尊の聖句 190

190 佛と法と僧とに帰依する者は、正智によりて四種の聖諦を見る。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 一四 佛陀品 四六頁) 三宝帰依 ブッダとダンマとサンガに帰依なすものは、正しき知恵にて四聖諦を見る。(田辺聖恵訳) ◎信・帰依の心がなけれ…