2010-04-05から1日間の記事一覧

三宝法典 第二部 第七八項 最後のみ教え

最後のみ教え 時に夜は次第にふけて、林の中は静けさそのものとなり、世尊はもろもろのビク らのために、略して法の要を説きたまえり。 「ビクらよ、わが入滅を見て、正法はここに永久に絶えたりと思うことなかれ。われかつておんみらのために規律を制定し、…

「経と律」 (上)

「経と律」 (上) 「仏教特質」 法ダンマを尊び 喜ぶ そこに仏教者の中心がある 単なる救いでない特質がある 法ダンマは一切に普遍する そこに生きてゆく根拠がある 人間を目覚めさせる特質がある 法ダンマは浄福をもたらす そこに仏教者の帰依がある 生き…

釈尊の聖句 58

58 大道に棄てられたる塵埃の堆積中に、芳香馥郁として美しき蓮華の生ずる如く、 (南伝大蔵経第23巻小部経典一 法句経 四 華品 24頁) 「ちりの中に」 大道に捨てられたるちりの山にも、清浄の香りある、こころよき蓮華が生ず。 (田辺聖恵訳) ◎物質…