2010-01-05から1日間の記事一覧

横井小楠先生を偲びて 3 小楠先生の生涯 (その十四)

先生は以上の如くして此の僻遠なる小村に隠れて居ても先生の名は福井に招聘さるる以前から相当広く諸国に聞えて居り、其の招聘後特に江戸の檜舞台で活躍してからは、実に天下の横井であり、熊本でも亦実学党の首領として隠然大いに重きをなして居るので、時…

浄福 第74号 「人間のための 人間になる道」 理解が自己解決への道

理解が自己解決への道 苦というのは、感情的なものだが、仏教に於いては人間そのものを理解してゆくことによって、苦の存在という結論になる。知性でおし進め、考えぬいて表面的な喜びや快楽の人生が、実は苦であるという理解になる。しかしこのように人生が…

自己意識

『自己意識』 自分なりのダンスを幼児が踊る にっこり笑って自分で拍手 自分を認め自己意識を高める 人が単なる生物と違ってきたのは 自己意識に気付き始めたからだ 時に思い上がり 時に落ち込む この自己意識に一生付き合う この自己意識をいかに高めるか …

三宝法典 第一部 第68項 父母は善き師

父母は善き師 「ビクらよ、おのが家にて父母が子らより尊敬さるるその家庭は、ボン天の家庭と等し。おのが家にて父母が子らより尊敬さるるその家庭は、かつての善き師、崇拝さるべき人の家庭と等し。 ビクらよ、ボン天とは父母のことなり。かつての善き師、…