2010-01-02から1日間の記事一覧

横井小楠先生を偲びて 3 小楠先生の生涯 (その十一)

此の間に於ける議論を述ぶれば頗る興味があるけれども今は割愛するが、後見職はじめ各閣老はいずれも先生の蓋世の卓識に驚嘆すると共に「七條」は大体に於て行わるる運びとなり、春嶽も亦出仕することになった。 かくなったのは先生出府後二ヶ月間のことで、…

三宝 第150号 「行動の自由と責任」 真の仏教目的は超能力以上のもの

「施と真理」 釈尊は身と心を施して真理を解明された 真理の為に自我中心を施し尽くされた その真理を正導すべく身と心を施された 釈尊はその身と心を支えるために 善き信者の施食を受けられた 教団の為に精舎を受けられた 弟子信者もまた持てるものを施して…

励まされ

『励まされ』 自分で自分を励ます 他から自分が励まされる 人間を超えたものから励まされる 殊更落ち込むのでないにしても おのずからスロ−ダウンの時もある 励まされのエネルギ−が必要だ 目的方向を見失うのでないにしても それらがかすんでしまう時もある …

三宝法典 第一部 第65項 努力と福徳

努力と福徳 世尊、サーバッティーの祇園精舎にとどまりたもう時、アヌルッダは世尊の法話を聞きつつ眠りにおちたり。のちに世尊よりきびしくこれを戒められしアヌルッダは、これより眠りをむさぼらずと誓いたり。 かくて不眠の修行はげしきために目をわずら…