生き方メッセージ #67(立て直し)

        『立て直し』        
     自己の立て直し
     目的の立て直し
     気構えの立て直し
      計算通りに行かない人生
      だからこそ計算も必要だ
      だからこそ初心が必要だ
     時には障壁 時には支援と
     予想外も多々あるものだが
     中心核は自己の立て直しだ
              
[立て直し] 自分の一人舞台でもないから一直線の人生という訳にはゆかない。山坂を幾つも越えねばならないのだから自己の立て直しを図る必要がある。それもしばしばやれば苦にならなくなる。これが生き方の知恵だろう。 

     『粘りのない脆さは幸福主義から生じる』
 現代人は挫折経験が少ないから精神的に脆さがあるという。それは幸せ主義、壁を避けてゆく人生観によるのかも知れない。仮に「価値主義」があるとして立ち向かうような人生観を持ち、常に立て直しを図ってゆけばどうか。

[立て直し] 何かを一所懸命やるのは大切な事ですが、次第に手元足元だけしか見ないようになりますね。だから時々は頭を起こして、遠くを見る周りを見るという頭の立て直しが必要です。また時には何となく行き詰まりやマンネリを感じる事もありますから、気構えを新たにする心の立て直しも大いに必要になります。

書を書く時、息を止めて打ち込みをするように、肝心な行動には思い入れや気構えを新たにする必要がある。心を燃焼させるような緊張はそうそう続かないから、間をおいての心の立て直しが必要 となりましょう。この様な心の立て直しも練習が必要で、それが身についた人は、何をするにしても新鮮さを感じてやるでしょう。