生き方メッセージ #62(輝く人間)

   『輝く人間』        
誰でも安定を好むものだが
一方でマンネリを好まない
この両方でバランスを取る
 誰でも活き活きと生きたいが
 時には余裕を持ちたいと思う
 この両方は一連のものなのだ
誰でも心の弾力が欲しいし
誰でも心が豊かにありたい
この両方で輝く人間となる
               
[輝く人間] せい一杯やった後は誰でも乾杯をしたくなる。極端な冒険をというのではないが、何がしかの緊張がある様な張りのある生き方を好むのが一般である。それが人類に文化が持ち込まれた理由と言えるかも知れない。

   『結果的に人は輝かしい人間を目指す』
 オリンピックで技や体力を競うのも、心の張りを求めるからである。これからは知的な冒険や豊かさが大いに求められるだろう。それは利益になるならないの次元でなく、活き活きとした充実を求める人間の本性からのものだ。                    

[輝く人間] かつては「衣食足って礼節を知る」と言われてそこに人間らしさを見たものでした。勿論今日でも礼儀的である事が望ましいのに変わりはありません。所がこの頃は様々な冒険や新しい試行が好まれる様になってきました。それは若い人の特徴だったのですが、年令に拘わらずそうした傾向を増してきているのですね。
 ファッションの世界にも単に新しいもの追求だけでなく、随分と冒険要素がある。そこには感性だけでなく知的冒険試行が裏にあると言えましょう。これは豊かさは単なる安定を求めるものでなく、よりダイナミックな試行充足を求めるものとなってきた事を現します。それは生命自体がが輝くエネルギ-を持つからなのですね。