経集 154

154 雪山夜叉曰く、その如き師の意は一切有情に対し、平等に善く確立し居れるや否や。また好悪の対象に対し、彼の思惟は、善く統制せられ居るや否や」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 九 雪山夜叉経 五十五頁)
「その人の心は と雪山に住む者が問ふた。すべて生きものと一つに融けて 快いことにも不快なことにも自由に働いているか」(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)