仏教による幸福への成功方式 #44(第五章ダンマ 縁起 自己テスト表 )

自己テスト表

仏教の原理が分かり人生に対する考え方が仏教的になってくると誰でも心が安定して明るい喜びを味わうようになってきます。その心の状態を調べるテスト表を活用して下さい。

一日一回自分の心とぴったりしたところに〇印をつけ翌日又〇をつけます。その〇をつなぐと自分の心の動きが科学的にはっきりつかめます。これを便箋などに書いて実行して下さい。そして自己改善をしたい方は、正息法をして祈念法を実行するのです。そしてその結果をこの表に〇印をつけます。するとはっきり祈念前と後の心の安定が目に見えます。苦しみと悪感情で不快な日を送っている人は大体七日で楽しい心になれるものです。世尊は常に自己の心の状態をを知り抜くように教えられました。自分を甘やかしてはいけない。自己の心の現状それは四苦八苦のどれかです。しかしはっきり苦と感じる手前の快不快の感情を調べて自分をよくのぞき込む習慣を持つと、必ず快の方向へと上昇します。

    自己テスト表

   大慈悲の仏心を思う         ぼんやりする
   清浄で静か             そわそわする
   何も感じない            不安
   知慧が一杯の感じ          焦り
   人を許す気持ち           がっかり
   喜びを分けたい           恐れ
   すべてを懺悔したい         自慢したい気持ち
   輝かしい歓喜            ねたましい
   充実した喜び            やっつけたい
   確信                疑いがわく
   積極的な感じ            欲がはげしい
   はっきり楽しい           腹が立つ
   肉体を忘れる            みだらなことを思う
   何となくうきうき          盗みたい
   心が明るい             殺したい
 
「貪りに比べる火はなく、怒りに比べる損はなく、この身体があることに比べる苦しみはなく、静けさに比べる楽はなし」(法句経)


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