経集 117

117 一生(胎生、濕生、化生)又は二生(卵生)、此等生類をこの世にて害する者、生類に対して慈愛なき者、彼を賎民なりと知るべし。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 七 賎民経 四十三頁)
一度生まれる(胎生の)ものでも、二度生まれる(卵生の)ものでも、この地上の生物を傷け、そのような生きものを少しもいとしく思はない人、彼を「賎民」と知るべきである。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)