くじけずおごらず

  『くじけずおごらず』       
苦しい時にこそ希望信念を持つ
それは誰でも知っている事だが
練習しない事には身につかない
 順調な時にも慢心を持たない
 それは誰にでも必要な事だが
 意識しない事には忘れている
何かを目指す時にこそ人は輝く
それは誰々からの強制でもない
くじけずおごらず何かを目指す
              
 [くじけずおごらず]−何かの達成目的がある時、人は希望の火を燃やす事が出来るし、必ず達成出来るという信念も持てる様になる。それは人間が達成的存在だからだ。それは又行動的存在という事であって、違反すれば苦しむ。 
『目的→行動→達成=充足→目的=ら線的向上人生』
 苦しい時に局面逃避するか初心前進するかだが、順調な時にも停滞慢心するか、初心検討するかの二様がある。人生の半ばにして、こうした心的態度の必要を痛感する。それによって人生の後半の在り方が決定してくるからだ。        田辺聖恵