経集 105 106

105 「第七のかの敗亡者は、これ斯の如しと我等は識れり。第八をば世尊は語りたまへ、何が敗亡者の敗亡への門なりや」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 六 敗亡経 三九頁)
第七の没落者が仰言る通りなのはよく解りました。では世尊よ、第八の没落の始まりはどこにあるのでせうか、それをお示し下さい。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)

106 「女に溺れ酒に溺れて、得たるをも得たるをも失う人、これ敗亡者の敗亡への門なり」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 六 敗亡経 三九頁)
女と酒と賭博とにわれを忘れて、得るに従って浪費する人があれば、そこに没落の始まりがある。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)