経集 84

84 世尊宣はく、「淳陀よ、四沙門あり、第五あることなし。そを汝に現に問はれて説明せん。道による煩悩の勝者と道の説示者と、道中に生活する者と道を汚す者となり」。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二一 蛇 品 五 淳陀経 三二頁)
四種の修行者がいて第五の者はいない。チェンダよ、と世尊はいはれた。あなたははっきりと問ふたのでそれについて、では明らかに説いて上げよう- それは「道の勝利者」と「道を説き示す者」と、「道に生きる者」と、それから「道を汚す者」とである。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)