経集 72

72 歯牙強く百獣の王たる師子が他を制圧して行くが如く、困苦を克服して辺境の臥坐所を受用し、犀角の如く応に独り遊行すべし。南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二一 蛇 品 二 犀角経 二三頁)
獅子が強い歯の力を持つ故に、百獣の王として堂々とゆくように、世を遠く離れた処に恐れなく住んで、犀の角のようにたゞ一人歩いてゆかう。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)