経集 63

63 目を下に投げ、彷徨することなく、諸根を護り、意を守り制し、煩悩の流漏なく、煩悩の火に焼かれずして、犀角の如く応に独り遊行すべし。南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 犀角経 二一頁)
目をじっと下へ向けて、うろうろせず、物に対する感じを乱されず、心は清らかに、快楽を求めず、熱情を燃やすことなく、犀の角のようにたゞ一人歩いてゆかう。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)