山頭火に寄せて 己をみつめる

 『己をみつめる』
修行の旅というでもなく
人々からの遠ざかりでもなく
托鉢して世間の暖かさを知って投宿
三日も四目も宿屋につけず
 一杯のんでふっくらとご気嫌になって
 潮さいに眠りをとられて野宿
己をみつめ 自然をみつめ
わびしさと喜びをかみしめ
たゞ旅心にさそわれてあてもなき旅

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