2011-07-02から1日間の記事一覧

(2)生きるとは心を通して物を見ること 吉永光治

桃水和尚は橋の上から流れゆく水を眺め、また水の流れる音に耳を傾け己を忘れ愉しんでいた。そこへ一人の村人が通りかかって桃水和尚に声をかけた。「何を眺めていられるのですか」「水だ」その答えに村人はとまどった。そこでこんどは持っている葵の花に眼…

自己への学

『自己への学』 ボールを遠くに投げると 自分から離れて帰ってこない ボールと自分とは別々になる ボールを高く投げると 自分にやがて帰ってくる 何度でも繰り返しが出来る 人は様々な学をするものだが その学が本質本物であるなら 次第に自己への学となる筈…