2010-10-02から1日間の記事一覧

経集 70

70 不放逸にして愛の滅尽を翼求し、聞あり念ありて聾唖に非ず、法を察悟し正決定し正勤ありて、犀角の如く応に独り遊行すべし。(南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 犀角経 二三頁) 貪愛を滅ぼすことを切に願ひ、聞くべきはよく聞いて思ひは深…

信者の道は施

「信者の道は施」 施と戒の結びつき 日本の仏教では、どうも信者の道が分らない。それは法華経やハンニャ経など、「絶対・徹底」の境地を説かれたお経を主にするからである。前者は実相を説き後者は空を説く。それを求める事は大いに結構だが、生活者として…