生き方メッセージ #55(勢い)

  『勢い』          
一つの勢いを持つ
高い山からの川水のように
目的は高いほど勢いを増す
 打ち込んでやる以上は
 様々な工夫を組み込んで
 流れに勢いをつける事だ
トランペットを吹くように
高い目的を誇りにするなら
一つの勢いを持つことだ
               
[勢い] 打ち込んでやれば習熟は早い。習熟してくれば勢いがついてくる。勢いがつけば工夫も面白くなる。面白ければ益々打ち込む。とまあ善循環するのは何事でも同じだ。この勢いを意識する事が達成法の要点でもある。
 
    『自ら作り出す勢いこそ本物と言えよう』
 始めから高い目的を持つ事は難しいが、その事をやっている内に、その目的の質を高める様でなければ大成はしない。何故ならそこに工夫改善の意欲が無いからだ。目的の固定はしばしば安易停滞につながると考えられよう。 
                   
[勢い] 1000メ-トルの上空からエモノを見付けた鷲は、まるで弾丸のように飛び降ります。飛び降りるというより体ごと落ちるというのが当たっているでしょう。その為には羽根を完全に畳んで空気抵抗をゼロにするという工夫をしています。私たちが何かやる場合も抵抗をゼロにすれば勢いが着くのは確かですね。

 普通の動物は四本足のままで勢いよく走るが、二足歩行になった人類は立って歩きかつ走る事で勢いを増す。この立ってという事は頭を高い位置にして、遠くを確認しかつ判断する事である。この行動原理は目的を高くする程勢いを増す事を示すと言えましょう。反対に余りにも低俗な目的ではとてもやる気は出てきませんね。


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