生き方メッセージ #50(心を向ける)

 『心を向ける』      
ひたすらに心を向ける
そこにこそ喜びがある
そこにこそ安らぎがある
 大いなるものに向かえば
 大いなるものが入ってくる
 そこにこそ生かされがある
無意味でないという自覚が
心底の喜びと安らぎとなり
よりよく生きる力ともなる
              
[心を向ける] やりたい事と有意義な事とが一致するとは限らないが、有意義という価値観を持つ人の人生は厳しいものになり易い。それは経済性と結びつくとは限らないからだ。しかしそれは本当の充実を生きる事になる。

      『平和安易に慣れれば誰しも己を見失う』
 これが価値と決める訳にはゆかないが、自分なりの納得をもって、その価値に心を向けるのでなければ、その人の生き方に陰が生じる。無意味さや虚しさがしのび寄るからだ。四十不惑とは求め心の実際を言ったものであろう。                   

[心を向ける] 人生初期にまるで人生へ心を向ける事がないという不幸を今の社会が作り出しています。たとえ大学を出て就職しても、人生を考えるという心の向け方を何歳位から始めるのでしょうか。仕事に追われるまま、アッという間の四十歳でしょうか。

 四十にして不惑孔子は教えるが、それは三十にしてこれだと立つ所があっての事である。その間十年の経験と学問が裏打ちとしてあるのだが、実はこの方が大切と言えるでしょう。十年区切りの発想は、その間その事に心を向け続けていたという事に本当の意味があるのですね。そこから自ずからの節目結論が出てくるという事でしょう。この四十歳あたりが人生のカン所となりましょうか。


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