柔軟に生きる
『柔軟に生きる』 田辺聖恵
どうにもならぬ との思いと
どうにかせねば との思いと
時折こんな思いに責められる
完全主義もしばしば苦しむ
安易主義もやがては苦しむ
ソフトな使い分けも必要だ
人が生き方基準を持つならば
もっとスッキリと生きられる
もっと柔軟に生きられる筈だ
[柔軟に生きる] いわゆる真面目というのは直進型とも言える。勤勉という長所を持つが対人性が苦手である。そこでは柔軟性が特に必要だからだ。今日の様に人本位の社会になってくると、対人能力が決め手にすらなる。
『生き方基準の学習は人生初期に』
基準があって許容性のある柔軟さが出てくるが、基準無しでは行き当たりばったりの混乱となる。スッキリした生き方を願うなら自分なりの「生き方基準」を早く持つべきであろう。先ずその為の学習時間を持たねばならない。