まことの人 釈尊

   『まことの人 釈尊』     
深層意識の次元で自己を開放し
一切の恐れ一切の疑惑を解決し
己と自然と理法を一体化した釈尊
 知性と感情が深層において調和し
 まことの人真自己を創造された釈尊
 あるべき人間として確立された釈尊
何ものからも命ぜられることなく
自ずから湧いてくる友情のままに
道を伝える旅四十五年の釈尊
               
[まことの人 釈尊] 例外なく死ぬという限界を持つ人間は、その限界をいかにして超えるか。仮に神秘や恍惚の世界に入りこんでも、冷めた理性が納得しない。釈尊は在るがままの縁起理法を発見体得する事で限界を超えられた。  

  『死の限界を超える法を説いて止まぬ釈尊』
 縁起の理法は理性を満足させるに充分である。さらに静思を続ければ感情の起伏も収まる。かくて新しい自己が創造される。しかもこれは欲する者万人に可能な道である。釈尊はこれを普及させる為に四十五年もの旅を行かれた。