経集 43

43.一類の出家者は摂益すること難し、家に住する在家者も亦然なり。他人の子女に執心あることなく、犀角の如く応に独り遊行すべし。南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二 一 蛇 品 二 犀角経 十六頁)
出家の人の中にも広やかに人を容れない者があるが、在家の生活をする俗人には尚それが多い。ひとの家の子に特に執着することを止めて、犀の角のようにたゞ一人歩いてゆかう。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)