経集 160

160 雪山夜叉曰く、「諸欲に染せざるや否や、その心混濁せざるや否や、愚癡を超越せるや否や、諸法に対して眼を具ふるや否や」。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 九 雪山夜叉経 五十七頁)
「欲望を起こされることはないかと雪山に住む者が問ふた。その心は汚れてゐないか、無知を離れて、物事の真を見抜いて居られるか」(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)