経集 143

143 義に巧みなる者が、かの寂静句を現観して行ふべき所のことは次の如し。有能にして直く且つ端正に、善語・柔和にして且つ過慢ならざれ。南伝大蔵経 第二十四巻 小部経典二 一 蛇品 八 慈経 五十二頁)
如何に生くべきかを究めた人が、その安らぎの中で、どのように生きるか―──力強く、筋道がたつて、さゆるぎもせず、言葉やさしく、物柔らかで、人を軽蔑しない。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)