歪む

    『歪む』         
多少は体に歪みが出ても
心の病とはならないよう
そこには工夫も又必要だ
 努力が長年の支えであるが
 その努力も支えがあってだ
 だから生かされの真ん中だ
病む時は病むがよろしかろう
様々な支えを気付かせられる
一つの転機となし得るものだ
 
[歪む] 確かに努力こそ仕事や生き方の根幹ではあるが、その努力が自分の支えになっている事、又その努力が実は周りの沢山の支援のお陰だと感謝出来る事が大切だ。何故なら感謝は不必要なまでの緊張をほぐすものだからだ。
   『体の歪みが心の歪みとならぬ工夫が必要』
 感謝の心が生じないような努力を続けていると、周りの支援に気付かぬという心の歪みが生じる。これが本物の病気である。努力一辺倒の現代人は感謝の心を持ちにくいが、そこから燃え尽きや空き巣症候群が生じるのであろう。           田辺聖恵