不調の哲学

   『不調の哲学』      
どんなに不調の時であろうと
自分を活かす明確さがあれば
道は必ず開けるというものだ
 不調の時の哲学や生き方学を
 かねてに学ぶ必要があるのは
 人には逃避傾向があるからだ
好調や不調が循環的なのは
人それぞれの内部理由から
これを脱するのは学びから
              
[不調の哲学] 書店にゆけば成功法の本が溢れている。多くの人が好調で成功してゆくならばこの手の出版は多くないはず。つまり裏を返せば多くの人が実は不調の哲学を持っていないという事だ。それは仕事の問題ではない。
    『好調・不調は主として自分の心から』  
 人類が理性を発達させてきたのは、強い存在でないからその分を補おうとするからだ。もし強いならそのままで押し通すはずだ。この人類の本質的な弱凡性から時として不調を持つ。従ってこの不調性に付き合う生き方学が必要だ。           田辺聖恵