考えシステム

 『考えシステム』      
下手な考え休むに似たり
ああでもないこうでもない
初めの目的がぼやけてゆく
 休まぬ考え下手な考え
 時には気分を一掃する
 まるきり角度を変える
ヒラメキをキャッチする
すじ道をハッキリさせる
シチュ−の様に煮詰める
              
[考えシステム] 碁でも将棋でも何をするにしても、作戦と言わぬまでも考えてする。だが考える要領や自分なりのシステムを考える人は少ない。時には「考える」という事そのものを考えて自分のスタイルを作る必要がある。
     『先ずは自分なりの考えシステムを考える』
 料理に手順が必要という事は手順=考えである事を意味する。目的を紙に書き出すのも資料情報を集めるのも考え手順の一つである。誰でも一所懸命に考える事はするが、ヒラメキをうまくつかむという要領が欠け易いようだ。 田辺聖恵