生き方根拠
『生き方根拠』
ただ単に飲み食いの満足を求める
ただ単に自分中心の満足を求める
そうした生き方の空しさ恐ろしさ
人間は関わりにおいて存在し
その筋道において生かされる
そうした自覚において生きる
釈尊が発見された縁起の真理は
今日いよいよその輝きを増す
それは生き方の根拠だからだ
[生き方根拠]−何の為に生きるのか(目的)、何を根拠に生きるのか(根拠)、どの様に生きるのか(方法)この三つが明確でないならば、真の充実も喜びも得られない。生き方を学として学習せねばならない理由がそこにある。
『自分の生き方に徹する時、自ずから利他となる』
学とは了解、納得である。人生とは生きる事の意味を了解し、その意味価値を実現する為に生きる事である。仮に他から何等自分が認められなくても、自分で自分の存在価値を自覚出来た時に、人は例外なく充実と喜びが得られる。 田辺聖恵