和合聖全

   『和合聖全』           
和合聖全 人類がめざすト−タル
一人々々の心に平和と安らぎ喜びを
地球の隅々にも平和と安らぎ喜びを
 ただ単に戦争がないというだけでなく
 一人々々がより自立的でより充実的で
 地球の隅々にも和合が広がるように
ただ単に自分の幸福というだけでなく
一人々々の心に聖なる意識が与えられ
地球の隅々にもその波及があるように
               
 [和合聖全]−自立のない者同士が寄り掛かり合うのは和合とは言えない。それは利用し合いでやがて派閥が出来る。孤立独存はあり得ない社会の中で本当に自立する事は難しいが、その自立方向においてしか真の自己安定はない。
  『和合充実が思想行動の確かな基準となる』
 より自立的な一人々々が和合し、時には組織化し、幸福や聖境が広げられてゆく。歴史的にみれば人類はたどたどしいがその方向に向かっている。戦争すら平和への手段なのだから。人類は自分中心を乗り越える歴史とも言える。
                             田辺聖恵