釈尊の聖句 312

312 懈怠の行為、汚れたる戒行、逡巡せる梵行、かゝるものに大果なし。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二二 地獄品 六五頁)
 清浄の行 
ゆるみたる行い、けがされたる規律、ためらいつゝなす清浄行、かゝるものに大いなる結果はなし。(田辺聖恵訳)
◎出家修道とは妻子を遠ざかり求道専心する者だから清浄行。自律他律共に守らねば、覚りという大果はない。ブッダ釈尊の戒しめに反して仏教の果はあり得ない。信者は清浄行者に仏陀に仕える如く仕えることによって信者となる。清浄行という浄化過程をぬいて自己流の信仰をしても、自己を甘やかした自己満足で終る。田辺聖恵

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