釈尊の聖句 152

152 寡聞の人愚者は牡牛の如くに老ゆ。彼の肉は増せども、彼の智は増すことなし。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 一一 老品 四〇頁)
 少聞      
聞くこと少きこの人は牛のごとく老ゆ。肉は太れど知恵は増すことなし。(田辺聖恵訳)
◎聞法のシンドサは、自分の時間がけづられると思うから。分り始めれば喜びに変る。分らせようとしない側にも問題がある。ゼイ肉のつきすぎとはまさに心のあり方を云う。法を知り、法を喜ぶ者はいつも若々しい。大自然は老いることがないように法の世界も老いることはない。聞法の世界こそ真のいのちだ。田辺聖恵

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