静エネルギ−

    『静エネルギ−』
静から動へ 動から静へ
生命はこれを繰り返す
繰り返すから生命で有り得る
  食べない状態から食べる行動へ
  生命は安定状態から変化行動へ
  エネルギ−の変容が生命存続だ
静は単なる安定ではない
それはエネルギ−の再生産である
それは行動意欲の蓄積である

 [静エネルギ−]−動く状態を見てエネルギ−を感じるのが一般であろうが、動かない状態でも位置エネルギ−がある。重力としてのエネルギ−である。人間はかりに人格性をぬきにしても、物体としてのエネルギ−存在である。

  『自己を根底から支持するのはエネルギ−である』
 重力的エネルギ−が意欲的エネルギ−にどうして転換するのかは良く分からないが、人間がエネルギ−存在である事は間違いない。人が時に意欲喪失をするのは、静エネルギ−に立ち返って再生蓄積をしていないからに違いない。