単純明快

   『単純明快』           
生き方において人は単純明快を
知らず知らずその方向を目指す
それが人生なのかも知れない
 生きる外はないからまさに単一
 化け物になるのでないから純粋
 金や愛情などに目移りはするが
その内にこれしかないをつかむ
限界からでも取り柄からでも
自分が明白になり快適になる
               
 [単純明快]−人は生きる外はないし、その結果死ぬ外はないのだからまさに単線である。鬼の目にも涙という位だから人は純情の部類に入る。せいぜい生物性と文化性の間を行き来しているだけだ。愛すべき単純さである。
  『人生に何かがあるとするがその単純さに驚く』
 仕事や世界と外ばかり見ていると不透明になる。だが自分の内を見るとこの程度かと単純さが分かる。何ともハヤ透明そのもの。であればこの辺で手を打つより外はない。何も複雑だから良いという訳でもない、となれば正に快適。