自分と人生

  『自分と人生』          
仕事に退職はあっても人生にはない
自分の人生から片時も離れる事はない
自分と人生はいわば二人三脚なのだ
 人生が思わぬ方向に行くこともある
 人生でのハイライトだって誰にもある
 人生を通して考えねばならぬ時もある
自分を一体何者かと煎じつめる事もある
自分そのものに自尊心を感じる時もある
自分をみている自己に気付くこともある
               
 [自分と人生]−「まだ働ける」「まだ元気」と人は考える。本来の自己とは何か「まだ分からない」とは考えにくい。それは長い間、全体のどの部分が自の分かと弁える事で日本人は生きてきたからだ。従って自己がぬけ易い。

  『分を弁える自分と本質としての自己がある』
 人生とは自己がどの様に本質化してゆくかであるべきだが、何をし、何のポストについたかで評価し易い。この点ですべての人間がランク付けされる。この為に多くの人が傷付く。人間そのものが評価される社会になるべきだが。