生き難い人々
『生き難い人々』
砂漠の中を二五キロ五時間も歩いて
井戸の水を求めにくる話しがある
生きる為のまるで戦いのようだ
カリフォルニアには家なしの人が
百万人も集まってきていると言う
アメリカの繁栄の結果だろうか
生き難い思いで生きている人々を
心の片すみにでもとどめながら
自分の生き方を考え考えしてゆこう
[生き難い人々]−多くの人々が世界旅行を楽しみ、一方では砂漠の中の井戸水を九〇mの底からラクダに引かせて汲み上げる。何という落差を持つ人類であろうか。心の痛みを忘れてしまっては人類と言えるかどうかである。
『慢心は気づかない所にしか無い』
私のような者は単なる口舌の徒にすぎないが、せめて謙虚であるべき事を口舌してゆこう。慢心の中から本当の生き方は出てこない。折りにふれて謙虚さを取り戻すことが、自分の生き方を軌道修正するチェックポイントになろう。