三宝帰依

  『三宝帰依』           
ブッダ理想者に帰依したてまつる
自ら真理を発見し苦悩を解決し
人々に真の生き方を導く理想者
 ダンマ真理に帰依したてまつる
 人と自然に普遍せる縁起の法則
 その体得によって人は充実する
サンガ仲間に帰依したてまつる
真理を学習し伝承する和合集団
人々に仏教三宝を開明する仲間
                
 [三宝帰依]−ブッダ・ダンマ・サンガの三宝によって構成され、開設されたのが釈尊仏教である。後期になるとボサツ主義になったりもろもろの仏けになったり、今日では単なる思想になったりで、宗教の役をはたしていない。

   『知って信じる方式は人間構造に合致する』
 信仰の仕方に盲信と知信がある。盲信は知の働きを通さないから行き詰まり易い。知るにつれて信が深まる方式は自己解決につながる。釈尊仏教はまず三宝を明らかにする。それは知ると信じるが人間の基本構造であるからだ。