経集 71

71 師子が諸声に骸怖せざるが如く、風が網に著せざるが如く、蓮葉が水滴に塗著されざるが如く、犀角の如く応に独り遊行すべし。南伝大蔵経 第二十四巻小部経典二一 蛇 品 二 犀角経 二三頁)
獅子はどんな物音にも驚かず、風は網にかゝらず、蓮の葉は水に濡れぬが、それと等しく、犀の角のようにたゞ一人歩いてゆかう。(毎田周一訳 釈尊にまのあたり 一周会刊)