日本列島絶滅収容所

一昨日、私は、「日本という国は滅びる!」と4回も書いた。
国家の滅亡を前提にした人生設計が、生存のためには絶対に必要だからだ。

実際は、日本という国家は、3月中旬に滅亡している。

3月14日午前11時1分。東電福島第一原発の3号機が大爆発した。
この大爆発で致命的な放射性物質プルトニウムが東北・関東一帯に飛散した。
これで、東電福島の原発事故は一気に「レベル=7」に達してしまっていた。
「最悪、東日本を放棄する事態まである!」とは菅直人が身内に漏らした情報だ。
つまり、政府は原発事故が最悪事態になってしまっていることを知っていたのだ。
だから枝豆は最愛の家族(双子の幼児と妻)をシンガポールに避難させた。
これは、原発事故が最悪事態なのだから、父親としては当然の対策である。
しかし枝豆は自分の家族だけを守り、国民の命を守ることを一切考えなかった。
のみならず枝豆は、
「ただちに健康を害するレベルではない!」
と国民を騙し、国民を高濃度な被爆環境に晒し続けた。これは殺人罪に該当する。
この人類史上最悪のジェノサイトともいえる殺人行為は、現在も継続中である。
これはまさしく悪魔の所業である。

なぜ? 何故に菅直人や枝豆は,国民をこれほどまでに騙し、洗脳し続けるのか?
その理由はズバリ! 国民が抵抗・反抗・反逆する気持ちを消失させるためである。
その手順は、こうだった。
政府と原発資本は、先ず、テレビをフルに使って「一億総諦観」を画策した。
この「計画」はドツボにはまり、一億人の日本人は深い諦観に沈んだ。
そして2ヶ月が過ぎ、3ヶ月が過ぎる頃、内部被曝は決定的となった。

あとは黙っていても、時間の経過と共に、一億人の日本人が病気になる。
病気、つまり放射能疾患は、先ず、激しい倦怠感と下痢から始まる。
これで人間は無気力になる.「闘う」などということが不可能になる.
「一億総諦観」とは、じつは、「一億総無気力化」ということだったのだ。
これは、まさしく思う壺で、政府と原発資本の完全勝利であった。

しかしである。
政府と原発資本が成功させた「一億総無気力化作戦」は、本当に勝利なのか?
放射能による「ぶらぶら病」で一億人が無気力になり、数千万人が癌になる国家。
そういう国家は国家といえるのか?
たしかに、法的、制度的には国家ではある。
しかし、その実態は殺人国家である。国民皆殺し国家である。
そんなモノは、もはや国家ではない!

いまや、日本列島は、絶滅収容所と化したのである。

2011/06/27(月)
飯山一郎のLittleHP
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