「ひとりにしないで」を伝えてください。哀しみの奥底にあるマグマを共有しましょう。清水国明

2011-06-12 08:44:03 

ゆうべ、気仙沼から帰るバスの中で、


被災地へ通うようになってから
作った「ひとりにしないで」の
メロディーが、


ずっと頭の中で
響いてました。


今朝、もう一度聞きたくなって、
ユーチューブを覗いたら、


なんともう、
1500人近い人が
聞いてくださっています。

(ひ、ひとりが何回も?)


とても嬉しいコメントも・・。


ほんとうに有難うございます。


一人でも多くの人に
聞いて頂きたい。


この曲は、


両親をなくしたり、
被災して家が無くなったり、
もう帰れなくなってしまった
子どもたちのことを、


みんなで
いつまでも忘れないように、


みんなの
温かい思いやりが
たくさん届くように、


ただひたすら
子どもたちのためだけに
作って、


その目的のためだけに
これからもずっと
歌い続けてゆく
大切な歌です。


どうか、
より多くの人たちに
聞いていただけるよう、


それぞれの方法で
お伝えください。


バナーやリンク、
NPOのロゴの使用なども、

この目的のためになら
全てOKです。


どんどん広めてくださいな。

お願いします。


ユーチューブは
http://www.youtube.com/watch?v=IbpkxVq0FVY


NPO法人河口湖自然楽校のHPは
http://www.ks-gakkou.org/




「ひとりにしないで」は
とても哀しい歌です。


夕べバスの中でのブログにも


「今は深い哀しみに沈みましょう」
と書きました。


中途半端な慰めや
励ましで
誤魔化してしまわずに、


どうしても避けられない
この哀しみを
しっかりと受け止めて、


それをバネにして、
いつか怒りに転化して、


大きな声にして、
立ちあがるしかない。


私たちの哀しみの
奥底に、熱いマグマが、


この国を根本から
造りかえるパワーとして

沸々と、
確実にあります。


傷の表面だけを覆い隠すような
対処療法で


カラ元気、カラ明るさ
を強要する、
バラエティー番組のような
支援のカラ騒ぎでは


誰ひとり
救うことは出来ないでしょう。


私たちは繋がって、
まずはこの哀しみを見据えて、


今はみんなで、沈みましょう。


そしてやがて・・・。

「しみずくにあきの多毛作倶楽部」より