積極対応

    『積極対応』        
世界はめざましく変化流動する
時には価値的に時には反価値に
従って人は常に対応を迫られる
 より積極的な対応をするには
 客観的に冷静な視点を要する
 主観的に活性な願望を要する
人が積極的な対応を好むのは
人間が行動主体であるからだ
より善き生き方を望むからだ

[積極対応] 一つの仕事一つの考えで一生を生きる事は難しくなってきた。時代の変化つまりニ−ズがどんどん変化するからだ。しかし人間の精神や対応能力は急激な変化についてゆけない所がある。従って自己訓練が必要になる。 
『人類とは積極対応をもって道を切り開く存在』
 神秘的な信仰や宗教が真の指導力を持たない今日、一生を見渡してしかも積極対応能力を生み出すような生き方学が必要である。それは理性感情行動の三面において的確にして統合的なものでなければ間に合うものとならない。      田辺聖恵