自己を生きる

 『自己を生きる』      
深層心底から感動する
その様な感動が定着する
そうして自己が作られる
 何が価値ある事だろうか
 何ならば自己化したいか
 その価値感覚こそ大事だ
社会がどの様に変化しようと
価値感覚と感動意欲があれば
その人は自己を生きてゆける
               
[自己を生きる] 会社組織の中でポスト的に生きるとしても、自己自身を生きる事になるだろうか。そうした仕事分担をぬきにした自分はどういう人間かと自己把握が出来ているだろうか。これは自己の深層の徹底問題である。
    『コスモスは迷わぬ自己を咲いている』
 実際は大部分を妥協して生きるものだが、それを当然の事として正当化するならばそれは感覚マヒである。自身に与えられている人間の尊厳とはその様な限定的なものだろうか。こうした所から先人を学ぶ必要を感じてくるものだ。             田辺聖恵