活かす道

 『活かす道』        
せい一杯 活かす
人を活かす 物を活かす
とりわけ 自分を活かす
 一人舞台ではないから
 時には壁もあるだろうが
 そこを突き破るのは自分
昔からの伝統の道だろうが
新規これからの道だろうが
自分を活かす為の道なのだ
 
[活かす道] 仕事であろうが遊びであろうが一所懸命にするのが日本性と言えよう。中途半端をもっとも嫌うのが一つの伝統でもある。何事にも打ち込む事を喜ぶ気風は、それによって自分を活かす充実になるからであろう。
    『ひたすらに咲き継いでゆく花ムクゲ
 食う為に一所懸命働くという時代は終わったが、その物その事にひたすら打ち込むという気風は大切にしなければならない。何故ならひたすら性は生命の本質と言えるからだ。これを失えば生きている意味をも見失う事になる。      田辺聖恵