学行相照
『学行相照』
学ばずして自分を新たには出来ない
学べばおのずから自分が新たになる
日新月歩とは自分の事であるべきだ
行えば必ず自分に手応えがある
行えばおのずから評価もされる
見えるものでも見えないものでも
学んで行えば確かに身につき
行って学べば学は益々深まる
学は行を照らし行は学を照らす
[学行相照]−仮に行動する事を学んだのでないにしても、その学びの影響はその人の行動に反映してくるものである。何故ならば、人間は考え学ぶ本質と共に必ず行動する本質を持つからだ。車運転を学べば乗りたくなる様に。
『学行相関性は人間原理であり善にも悪にも及ぶ』
学んだ事を鏡にしてその行動を照らし出し、行動を鏡としてその学び加減を照らし出す。まさに学と行動は相照らす相互関係にある。ガンの使い方を覚えれば打ってみたくもなる。善にも悪にもなるから学行一致は恐ろしくもある。 田辺聖恵