生き方学へ

『生き方学へ』
いわゆる哲学は抽象解明に重点がある
いわゆる道徳は人間関係に重点がある
いわゆる政経は社会安定に重点がある
 いわゆる文学は人間心理に重点がある
 いわゆる芸術は作品本位に重点がある
 いわゆる教育は知識習得に重点がある
いわゆる信仰は神仏御蔭に重点がある
いわゆる宗教は未だ明確になってない
いわゆる生き方学はまさにこれからだ

[生き方学へ]−君主主義から民主主義へ。神仏主義から人間主義へ。政治主義から経済主義へ。こうして時代と共に人は欲望主義へと進歩らしきものへうごめいて行く。米食からハンバーガーへ。静こころなく花の散るらん−だ。
   『混沌の時代とは生き方不明の事だ』
 人聞は人間たらしめる大いなるものとの接点において、人閣の在り方を学習してゆかねば人間は行き詰まる。人間本位を乗り越えない限り、人間の解放はない。生き方学がそれらを目指すとすれば、まさにこれからのものとなる。