真に幸い

  『真に幸い』
本当にやりたい事と
本当にやらねばならない事と
この二つが一致すれば真に幸いである
 自分の取り柄を活かす事と
 自分が他から活かされる事と
 この二つが一致すれば真に幸いである
自分の存在意義を見出だす事と
善き師 善き友が得られる事と
この二つが一致すれば真に幸いである

『求道十年』−これになりたい、これをしたいと中学高校位でつかめれば真に幸いであるが、今日の家庭環境ではそれがつかみ難いようだ。昔は家業の影響があったが今日は父親の仕事ぶりが見えない。知育一辺倒も問題である。
    『人生目的をつかむ以外に幸せはない』
 経験十年が高等教育三年に相当するとすれば、自分の道をつかむのも十年が要る。どこからつかむか分からないから、求める心を常に鋭敏にしておかねばならない。漠然とでは人生目的は一生つかめず、確固たる人生にならない。