釈尊の聖句 314

314 悪業は為さゞるこそ勝れ、後に至りて悪業は人を苦しむ。善業は為すこそ勝れ、そを為して苦しむことなし。(南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二二 地獄品 六六頁)
 善悪の実践  
悪しき行いはなさざるがよりすぐれたり。悪しき行いはのちにその人を苦しむる。善き行いはなすがよりすぐれたり。それはのちにその人を苦しむることはなし。(田辺聖恵訳)
◎行いとは行動実践。実銭実働なき人生は死。では仏教徒の実践とは何か。善悪・幸不幸を明らかに知り、覚信の価値を知り、これらを実現することである。自他に対して己を施身、奉仕してゆくことである。日本仏教は行というとすぐに難行苦行をさし、出家の生活
信者の生活という生活行動の面がぬけている為に、観念のから廻りとなり易い。施行実践なき信仰はまさに停滞と死。田辺聖恵

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