釈尊の聖句 309

309 放逸にして他人の妻を犯す人は、次の四事に達す。罪業を得ること、安臥せざること、第三に誹謗、第四に地獄。南伝大蔵経 第23巻 小部経典一 法句経 二二 地獄品 六五頁)
 ふしだら
ふしだらにして他人の妻に近づくものは、四つのものにおち入る。非福の獲得、不安の臥眠、第三に非難、第四に地獄なり。(田辺聖恵訳)
◎今日のテレビの題材の半分がこれ。夫婦でありながらその道を破り、愛欲に狂うのは何故か。人間の解放という美名をあおり立ててきたのは誰か。人間に与えられた愛欲は、適度にして道を守るという前提による。それは動物には発情期という制限があるのに対応。人間の愛欲が無制限になった時、畜生以下、地獄におちる。人間の高貴さを取戻すことが人間解放。田辺聖恵

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ 人気ブログランキングへ