野田首相は直ちに衆議院を解散せよ! 森田実

 「失敗の最たるものは何一つそれを自覚しないことである」(カーライル) いま最も優先されるべきことは、政治を国民に返すことである。直ちに衆議院を解散せよ!その場しのぎの小手先の内閣改造に何の意味があるのか?!もうこれ以上、野田内閣に政治をまかせておくことはできない
 野田首相は、「風にそよぐ葦」のようなものだ。自民党に突っつかれ、輿石幹事長から注文をつけられ、二度も小沢一郎元代表と会っても説得できず、定見なく、行き当たりばったり的行動をとり続けている。右往左往を繰り返すばかりである。
 野田首相民主党幹部には覚悟も信念もない。なんのために政治家になったのか、と問いたい。こんな政治はやめて、政治を国民に戻すべきである。野田首相がなすべきことは、直ちに衆議院を解散し総選挙を実施することだけである。
 民主党は国民を騙して政権をとった。国民は騙されたのだ。2009年8月30日の国民の選択は間違っていた。多くの国民は、このことに気づいた。過ちは直ちに正されなければならない。野田首相は直ちに衆議院を解散せよ!   森田実