感動共鳴

   『感動共鳴』           
心の底から感動したり共鳴したり
それはいわば心の贅沢かも知れない
だが求めれば誰でも得られるものだ
 知的であろうと感性的であろうと
 体を通しての行動的であろうと
 心底からの感銘や共振がある
もしもより善く生きたいのなら
感動能力や共鳴能力を高めておく
そんな心の態勢を作っておく事だ
                
 [感動共鳴]−淡々と暮らすというのが願わしいものとされてきたが、それは必ずしも悟った結果のものではなく、一歩退いた逃避的なものになり易い。本来悟るという事は真実に深く感動共鳴するものであり、生きる意味である。
   『真実へのセンスと感動共鳴能力を高めよ』
 真実に感動しないものが悟るという事はあり得ない。悟りは自己が真実と同化する事であるから、感動共鳴のプロセスを経なければ成立しない。それも求める心が強くなければならないが、その求める心こそ感動共鳴能力である。 田辺聖恵